優しさ大切

今日が物理学実験、年内最後の授業になった。いつもは二人一組になるのだが、毎回いない人がいるので一人でやった。

前から思うのは、自分は読解力がないことだ。文字を読むことができてもその書いてある内容を理解して実行することが苦手のようだ。

あ、思いつた。理解と実行を同時にやろうとしているから混乱するのではないだろうか?

初めは理解することに集中してその後に実行をするようにすれば頭の容量を超えた無理な使い方にはならないのではないか?実験だけに限らず全てにおいて言えることだとは思うけど。

さてさて、そんな風に不器用な自分だけれども、何故かしら運には恵まれている。

毎回、周りの人が優秀で優しいのだ。なのでよくお世話になっている。そのなかでも今日は一段とだ。

屈折率の実験だったのだが予想通りに混乱してしまい、途中まで目盛の読み方を間違えていたため実験結果の屈折率の値が参考と大きくズレてしまった。そのため、今日は最後まで残って先生に指導されるハメになるのかと半ばあきらめていた。

そんな時に先に実験を終えた友達がもっと早く帰れたはずなのに待っていて手伝ってくれた。待ってくれていたことだけでも、とても嬉しかった。さらに手伝ってくれて自分の惨めさを感じると同時に感謝の気持ちが湧いた。友達はそんなつもりはなかったと思うけど。

今度からは自分が手伝える側になれるように。気づいたら動けるようになりたい。外は寒かったが内は温かった。